ビートルズが出た映画ってどんなのがある?

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ビートルズが出た映画ってどんなのがある?

ビートルズの4人が主演した映画は5本あります。
作品名は発表順に次の通り。

 

●A HARD DAY'S NIGHT(1964年)
邦題「ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!」

 

●HELP!(1965年)
邦題「ヘルプ!4人はアイドル」

 

●MAGICAL MYSTERY TOUR(1967年)
邦題「マジカル・ミステリー・ツアー」

 

●YELLOW SUBMARINE(1968年)
邦題「イエロー・サブマリン」

 

●LET IT BE (1970年)
邦題「レット・イット・ビー」

 

初期ビートルズの魅力がぎっしり詰まったカルト的作品

「ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!」

 

 

今見てもその魅力が消え失せることのない傑作。
単なるアイドル映画だとタカをくくって見始めると多分びっくり
することになります。
ビートルズファンなら繰り返し見た事があるはずの作品で、彼らの
人気を不動のものとする「決め手」にもなりました。
この映画を見て髪を伸ばしたり、彼らのような洋服を着たりする
若者が増えたとも言われています。

 

監督はリチャード・レスター。
イギリスの有名な人気ラジオコメディ「グーン・ショー」に出演
していた名優ピーター・セラーズ(「ピンクパンサーシリーズ」の
クルーゾー警部役で有名な俳優)にそのコメディセンスを買われて
仕事をしていたという経歴の持ち主です。
日本でもマニアックな人気がある「モンティ・パイソン」にも通じる
イギリス独特のシュールでちょっとブラック風味なコメディセンス。
それが「ヤァ!ヤァ!ヤァ!」で実に上手く活かされています。

 

 

冒頭「A HARD DAY'S NIGHT」の「ジャーーン」というギター
イントロで始まるオープニングでは、見ているこちら側に向かって
走ってくる4人の姿が映し出されます。後ろからは叫び声を上げながら
彼らを追いかけてくる無数のファンたち。
うっかり転んでしまったジョージを走りながら振り返り笑うジョン。
初めてこの映画を見た時、このオープニングシーンでいきなりハートを
ぎゅっとわしづかみにされました。

 

全編モノクロの作品ですが、そうすることでこの映画にドキュメンタリー
風のイメージを与えることに成功しているようです。
ストーリーはシンプルで、コンサートツアー中のビートルズが行く先々で
いろいろなハプニングに巻き込まれたり、劇中登場するポールのおじいさん
(もちろん役の上で、です)が「事件」を起こしたり。もちろんビートルズ
としてヒット曲を演奏するシーンもたっぷりあります。

 

ファンにとってはもちろん、映画としても評価の高い本作。
未見の方は是非!見て損はしない作品です。

 

 

前作の成功を受けて作られた007風ナンセンス・コメディ。

今度はカラー「ヘルプ!」」

 

 

監督は前作と同じリチャード・レスター。
前作が大ヒットしたため、制作費も約2倍になり、カラー映画に昇格。
「アイドルバンド」として活躍中だったビートルズの映画でしたから
もちろん大ヒットしました。

 

しかし内容的には前作のように手放しで褒めるわけには行かないようです。
それはこの作品に冗長な部分がところどころ見られること、前作と違い
内容が完全にフィクションなため、もともと俳優ではない彼らに演技を
要求するのはやはり難しかったのかも、などの理由が挙げられます。

 

とはいえ、興行的には大ヒットをおさめた本作では、リンゴがストーリー
の主軸となっていて、後に俳優としても活動することになるリンゴの
才能の芽生えを感じる事ができるかと思います。

 

また、アルプスでスキーをする4人の姿やバハマの青い海をバックに歌う
シーンなど、楽しいカットがたくさんあります。

 

 

クリスマスにTV放映された問題作。近年再評価が進んでいます。

「マジカル・ミステリー・ツアー」」

 

 

BBCでクリスマス時期に初めて放送された後、酷評された作品です。
それまで失敗するということのなかったビートルズが初めて直面した
事態でした。
その少し前、ビートルズはマネージャーのブライアン・エプスタイン
を失ったばかり。
バンドのまとめ役を失ったビートルズは以後急速に個々の活動が目立つ
ようになっていきますが、この作品ではポールが主導権を握り、彼の
コンセプトのもと、撮影が進められたと伝えられています。

 

台本なし。行き当たりばったりで、その場で思いついたことをやってみる。
たくさんのエキストラ(多数が素人)を使い、一緒にバスに乗ってイギリスの
田舎をひた走り、時々バスを降りては何かをする。
全編がそういうことの繰り返しで、ストーリーらしいものは殆どないに
等しい内容です。

 

視聴率は高かったものの、「さっぱり意味がわからない」という人が
大多数でした。そのせいで各方面から酷評を受けたわけですが、近年
この作品に対する再評価が進んでいます。

 

映画の随所にちりばめられている奇抜なシチュエーションでの楽曲演奏や
楽曲のイメージにあった映像作りが、現在は当たり前となっているPVの
さきがけになったという評価です。

 

実際の映像は私もつい先頃やっと見たばかりですが、確かに何かの意味合い
を求めるよりは、ひとつひとつの映像を単純に楽しむ方が正解だと思える
内容でした。
音楽的には当時のミュージックシーンの主流だった「サイケデリック・
ミュージック」の色合いが濃いものになっています。

 

 

ビートルズは音楽とちょっぴりの実写だけでの出演。本編はアニメ!

「イエロー・サブマリン」

 

 

大瀧詠一氏プロデュースによる「イエロー・サブマリン音頭」という楽曲が
日本にはありますが、そのおおもと(笑)になったのが本作です。
一応ビートルズ「主演」作ではありますが、出演しているのはアニメ版の
ビートルズ。
声もそれぞれプロの声優があてているので、厳密にいえばこれは彼らの映画
としては特殊な位置づけになると思います。ビートルズ本人達は、映画の最後
の方にちょっとだけ実写で登場してきます。

 

カラフルでポップな絵柄。全編を通じて漂っているのは「マジカル・ミステリー
ツアー」同様、サイケデリックな雰囲気です。
音楽を愛する楽団の指揮者フレッドと音楽が大嫌いなブルー・ミーニーの対立に
ビートルズが参入、もちろんフレッドに加勢して彼らの王国「ペパーランド」を
救うべく、黄色い潜水艦(イエローサブマリン)で海の底へ乗り込んで行く・・
そんなストーリーの中に、メインテーマの「YELLOW SUBMARINE」、「みんな
の歌」(日本のNHKの)風な「ALL TOGETHER NOW」、イントロがフランス
国家なことで有名な「ALL YOU NEED IS LOVE」(愛こそはすべて)などが
流れます。

 

興行的には成功とは言いがたい結果でした。しかし評価は高い作品です。

 

 

ビートルズ最後の映画。解散直前の緊張した空気を伝えるドキュメンタリー。

「レット・イット・ビー」

 

 

この頃のビートルズは常にぴりぴりとした緊張状態に包まれ、いつ何が起きても
おかしくない状況でした。
メンバーの風貌もわずか数年でがらりと変貌し、ジョンは特徴的な丸めがねに肩を
超すロングヘア、ポール、ジョージ、リンゴもそれぞれヒゲをたくわえた姿で、
もはや「ビートルマニア」にキャーキャー言われていたアイドルの姿はどこにも
ありませんでした。

 

映画の内容は1969年1月に行われた「ゲット・バック・セッション」と、アップル
本社の屋上で予告なしに行われたいわゆる「ルーフトップ・コンサート」の模様を
追った完全ドキュメンタリー作品です。
4人がそれぞれバラバラの方向を向いていることがはっきり分かるシーンが多く
ファンとしては複雑な思いに駆られます。

 

有名な屋上でのコンサートシーンでは、突然ビルの上から響いてきた大音響に
驚く人々の反応がたくさんおさめられていて、興味深いものがあります。
こういったゲリラライブは現在なら日本でも時折ありますが、おそらく当時と
してはかなり斬新な試みではなかったかと思われます。

 

ビートルズ内部の緊張を緩和してくれたのが、キーボード担当でセッションに
参加したビリー・プレストン(BILLY PRESTON)でした。
彼を交えて行われたルーフトップ・セッションで演奏された曲は
「ドント・レット・ミー・ダウン」「アイヴ・ガッタ・フィーリング」「ワン・
アフター・909」「ディグ・ア・ポニー」「ゲット・バック」など。
「ゲット・バック」は今聞いてもやはり飛び抜けてカッコいいと感じます。

 

なおこの映画のソフトについては利権関係が複雑で、2014年に至るまで未だに
正式に発売されていません。
部分的に抜粋された映像が見られるのは「ザ・ビートルズ・アンソロジー
vo.8」でのみ。
ファンには辛い内容を含む映画ですが、ビートルズの歴史を切り取った重要な
作品なので、是非DVD化してほしいと思います。

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